National Truffle Study Centerについて

ナショナルトリュフスタディーセンターは1996年アルバ、ブラ、ロエロの観光局の支局として発足しました。ジャコモ・オッデーロが指揮を執り、トリュフの知識を高めることが目的でした。というのもトリュフは食とワインの観光を促進するにあたり、戦略的な役割を担うからです。2000年以来、センターは法的に自治団体として存在し、そのメンバーにはアレッサンドリア、アスティ、クネオの州の行政部も名を連ねています。
その役割は、トリュフ界のキープレーヤーをこの代表機関に集結させ、この機関を通して研究を深めたり、プロモーションを行ったり、指針を作ったりすることでした。

スタディーセンターはイタリアの最高の研究機関と協力し、2000年以降、官能検査や、種による香りの違いの分析、官能検査の訓練を行っています。
アルバ、アスティ、ムリセンゴ(アレッサンドリア)、モンドヴィ(クネオ)、トリノ、サンジョバンニ・ダッソ(シエナ)にはパネルが設置され、そこでは博物館創立のための技術的なアドバイスを受けられます。トリュフタウンを名乗る他のグループはイストリアやクロアチアで活動したり、トリュフを使った製品の評価を行ったりしています。

センターは人間の活動によって脅かされているトリュフ産出の環境とその境界線を守る活動も熱心に行っています。
トリュフの収穫量の減少を防ぐと同様に、生産を増やすための環境づくりも行っています。地元の人たちと協力しトリュフが守られるための森作りに取り組んでいます。
それはまた今後は観光ルートにも含まれてくるでしょう。