どこでどうやってトリュフを買えばよいのか

フレッシュトリュフや、トリュフ加工品だけではなく、またレストランにおいてもトリュフが取引されていますが、全貌をつかむ事は難しいです。
トリュフハントには謎に包まれた印象があり、また、その取引全体が謎の雰囲気に包まれています。
ウンブリアのトリュフ取引で国内を牽引するウルバーニ社によると、1年の生産量は100トンほど。

貴重で、ぜいたく品であるトリュフ。天候に大きく左右される季節物という特徴を考えたら、たくさんのプロやアマのトリュフハンターが、自ら、もしくは様々な仲介を使用してレストランや個人に卸しているだろうことは想像に難くありません。
流通業者や問屋、加工業者の取り分はこの者たちに比べたら少ないものです。
トリュフの収穫から販売までだけが謎に包まれているのではなく、使用法も神秘的な雰囲気をまとっています。

トリュフの市場は、あまり透明ではないようです。その中で、利口な消費者は何らかのヒントに従い慎重に行動するのが賢明でしょう。
まず第一に、当たり前のことですが、オンシーズンにフレッシュトリュフを買うということです。(解禁期間以外の採集は禁じられています)。そして買うときは収穫地で確かな販売者から、もしくはハンター協会に属している人物から買うことです。

一般的に言ってトリュフフェアで買うのは安心です。フェアではトリュフの価格や品質の比較が出来る上、不法のトリュフハンターは参入が難しいということもあります。
展示会や、マーケット、トリュフの専門の市などに行くことで、トリュフを見る目を養うことが出来るでしょう。売る側は種の違いや、熟しているトリュフの見分け方、販売されているトリュフの価値や、欠陥などについて教えてくれるでしょう。