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ホテル事情について |
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本書で紹介する地域において宿探しをする場合は、特別の事情がある時か指定するホテルにこだわらないならば、予約無しで宿を見つけるのは、さほど問題にすることはない。特に地中海沿岸のリゾートなどの観光地では夏の間の巨大な観光客を収容するための設備が充実している。私の場合は日本を出て最初の日と旅の最終日のみを予約して於いてその間は宿の予約はしないことにしている。もっとも是非に泊まりたいと思う場合には途中で電話予約をしたり、日本からFAXなどを入れる事もある。
予約の方法には旅行社を通じたりFAXやTELなどが一般的だが、飛行機に搭乗する際にカウンターで御願いすれば航空会社が予約をしてくれていて、到着地の通路出口の掲示板に
何何様とメッセージがあって指示がある。この場合は大抵は4ツ星以上の宿になると思えば良い、一般的にはターミナル駅や空港到着時に旅行案内所やホテルを紹介してくれる場所があって、そこで希望する地域や予算をいって探してもらうことだ。場合によってはその日のキャンセル待ちがデスカウントで売られていることもあり、得することもある。
言葉の問題を気にすることがないらば、前泊地のホテルなどで情報を集め電話をして探すのが良いようだ。予約をしてその次にそのホテルの場所を尋ねて行くことになるが、地図を持って探すのでなければ苦労することになる。特に車の場合は一方通行などで近くまでいっていてもたどり着けないで、その辺をグルグル回り、着けない場合もあり要注意だ。鉄道利用など場合は、必要な荷物をコンパクトにまとめて、大きい荷物を指定地まで先送りしてくれる (チッキ制度)ことも出来よう。この事は車を利用しない場合の旅行方としては非常に便利である。旅の大きな問題は荷物にある訳で、要所要所で必要な文を取り出し荷物を先送りすることによって、旅が軽快になることは必定だ。
以上のようなことを考えた場合には、レンタカーで旅することがいかに便利なものであるかについて触れてみたい。予約を全くしていない場合は気ままに旅程を組んで、その時の事情や明日の予定を考えながら、気に入ったホテルを見つけて直接交渉することが出来る。気に入らなければ何軒でも交渉してみても、荷物を持つでなしたいした苦にはならない。予定したホテルの場所を探す訳ではないのと、旅程が自由なこと、そしてその時の情態に合わせて行動できるので時間に追われなくても良いこと、などがあげられる。予定している場合でも現在地を確認してホテルに向かっていることを知らせておけば、仮に到着が大幅にずれてもキチンと準備をして待っていてくれることは間違いない。
ホテルの確保が難しいことは無論ある。先ず冬場のスキー場、真夏の海岸リゾート、サンレモなどの音楽祭、その様なときは混雑するので予約は必要だ。そのほかに日本の盆暮れにも、イースター(復活祭)やクリスマスの頃から新年にかけては必ず予約することが必要である。そのほかそれぞれの地方における大きな祭りのときなども要注意である。4、5人の人数ならよいが、大勢の人数で一個所のホテルに泊まらなければならないときも、予約は必要であろう。
ここでよい宿を見つけるためのコツをひとつ。日本人はホテルの受付でいったん空き部屋の有無を尋ね、もし部屋が有り、予算にも見合っていたら、そのホテルに泊まらなければいけないと必然的に思うようだが、まず、部屋を見せてもらうことである。部屋を見て気に入らなければ他の部屋を見せてもらってもよいし、水道の具合が悪かったり、部屋の匂いが気になるなどの点がある場合は、いくつでも他の部屋を見せてもらうことである。気に入らなければ断って他のホテルを探しても良い。たいていいやな顔をせずにこちらの要求を聞いてくれる。眺めの良い部屋や道路に面した部屋、中庭に面した部屋、あるいはハイシーズン、オフシーズンなどで値段が違う場合が多いが、たいていは部屋の中にその部屋の値段を書いた紙が張られているので、何の心配もない。
地中海太郎
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