|
|
|
|
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
レモンの花咲くソレントとカプリ島の心地よさ |
 |
 |
 |
帰れソレントの歌で知られるソレントの町はレモンとオレンジの木におおわれた陽光輝く美しい土地で、青の洞窟で有名なカプリ島を目前に控えた海岸保養地でもある。ベスビオの麓にあるポンペイを真ん中に挟んでナポリと対面する居心地の良い規模のリゾートであるが、私に言わせれば、世界で最も長逗留したいと思わせる地でもある。海岸の断崖上に建つエクセルシオールやシレーネなどのホテルからのナポリの夜景も見逃せない。ニースなどは大きすぎて都市のような風情であるが、人口4〜5万人位に思われるこの、規模は理想的でありアマルフィへ海岸への足場も良く、観光地としての申し分ない場所である。
冬にはヨーロッパ各国からの長期滞在の避寒を兼ねた客があり、夏は夏で海水浴客を満足させる設備が十分にあり、1年中を通じてにぎわっている。帰れソレントへと言われないでも、行くことができれば何度も出かけていきたいものである。アメリカ式に大規模開発によって整然と計画されたものとは違い、この地を慕う人に、味わい深く余韻を残す心地よさを与えてくれる町である。近世史上でも、この地を訪れた元帥や将軍、詩人や作家など枚挙にいとまがないくらいである。ゲーテのミニヨンの詩が自然に口に出てくる麗しの町である。
ソレントの中心広場から400〜500メートル急坂を下って港に出れば、カプリ島への高速ジェット船をはじめとする連絡通船が頻繁に出ており、40〜50分で島に行ける。マリナ・グランデの港に着くやケーブルとバスを乗り換え、断崖の上に立つアナカプリへ向かう。アナカプリへはバスもあるが、1日かけてゆっくり散策しながらこの辺りを歩くと楽しい。青の洞窟で名高いグロッタ・アズーラへはアナカプリからも歩いていけるが、マリナ・グランデやマリナ・ピッコラの港などから小舟に乗って島の景色を見ながら行くこともできる。
レモンチェッロというさわやかな飲み物があるが、今ではイタリアのどこでも出される食後酒である。女性には特に好まれるのではないかと思われるが、元来、カプリで作られたものであると聞く。これほど世界に広まったからには、カプリだけでは賄いきれず、イタリアの他の地域でも生産されるようになったようだが、特産であることは間違いない。
ソレントやカプリは南イタリアの陽光に輝き、北欧のみならず全世界からの憧れの土地である。たいへんに洗練されてはいるが、程良くローカル色を持ち、南イタリアの良い部分、すなわち憧れを受けとめる全てを持っていると言って良いであろう。是非訪問して欲しい、それも最低2〜3泊の日程を割いて。
地中海太郎
|
|
 |
| 「イタリア情報あれこれ」のINDEXに戻る |
 |
|
|
|
| Copyright
(C) 2004 by chichukaifoods. All Rights Reserved. |
 |
※本ページをご覧いただくにはFlash Player プラグインが必要です。
またブラウザは「Microsoft Internet Explorer 6.x」以上を推奨します。 |
|