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閑話休題 「一服して小生のドライブ旅行の方法について」 |
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このレポートの始まりは、イタリアとそれをとりまく地中海世界についてというのが元々の主題なのだが、正確に言えば、地中海の海岸線から50Km前後までの、海洋の影響の及ぶ範囲内に限定し、ただし、バルセロナなどの誰でも知っているような大都会や観光地は意識的に外し、日本人観光客にとっても馴染みがうすいながら、ぜひに訪れて欲しいと思われる土地に限定してレポートするつもりである。
終章では、再び大好きなイタリアにもどり、各地での思い出話や食べ歩きの話などを書き連ねて完結するつもりであるが、本執筆は、日本人旅行者の多いイタリア、プロヴァンス、スペインなどに留まらず、アドリア海からギリシャ、トルコ、シリア、レバノン、エジプト、チュニジア、モロッコなどと、部分的な見方ではなく、地中海全周囲にわたってパースペクティブに取り上げていくので、この点、従来にない旅行体験記になるのではないかと思っている。
もちろん、ほとんどの地中海沿岸は走破したつもりでも、例えばクロアチアのレイカより先からアルバニアに至るまでと(ドブロニクにはまだ行っていない)、ベイルートからポートサイドまで、エジプトのアレキサンドリアからリビア全域の間は未だ旅行していないので、この部分は割愛する。ただし、ジブラルタルからの地中海沿いの海岸線、イタリア全土の海岸線については、何度となくドライブしており、その結果、海岸線だけでなく、かなりの場所で内陸深くまでも入りこんでいるのである。もっとも明らかに単調すぎる部分は電車などで移動したりもするが、おおむねは完走している。
小生のドライブの性癖としては、通常はミシュランの地図上の細い田舎道を走ることを第1にしており、フリーウェイなどは時間節約をしなければならない時にやむなく利用することを基本としている。もっともその場合は、できるかぎり緑の線のある(ミシュランの地図には景色の良い道路が緑の線が引かれている)道を選ぶようにしている。
どの国をドライブしても高速道路網はモータリゼーション以後に作られたものであり、ちっとも面白みがない。それにひきかえ、地図に載っているかいないかと思われる細い田舎道は車などのなかった時代からの歩道や馬車道が中心になっており、そこには歴史的遺跡やローカル色豊かな人々の暮らしが見られるので、ドライブ旅行としては、断然変化と興味に満ち満ちているのである
地中海太郎
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